Issue 01。感情の量。

Penta は物を観察するひとつの方法。製品として生まれたものではない。香りにはそれぞれの在り方がある。
マニフェスト、v3



物にはそれぞれの在り方がある。ほうじ茶は茶碗に属さない。タバコは物のかたちをした煙。香りは変化から生まれる。静止からではない。
物質について

香りにかたちはない。香りに境界はない。それでも香りは、ひとつの点、ひとつの瞬間、ひとりの人のところで止まる。香りは言葉より先に来る。
嗅覚について
乾くまで焙じた茶。水分は去り、みずみずしさは去った。残るのは煙、木、はっきりした時間を持たない香り。
紅茶 110


嗅ぐ者は外に立つ。香りは物に属し、人には属さない。絵の前に立つように。絵は私たちのものではない。
マニフェスト、v3

まだ名づけられていない記憶の痕跡。香りは言葉より先に来る。名が届いたときには、もう遅い。


香りの前に立つ。絵の前に立つように。
十九の観察。十九の物。
私たちはどこに立っているのか。