エッセイ · 写真

アレッサンドラ・サンギネッティ(Alessandra Sanguinetti)。「On the Sixth Day」。

Alessandra Sanguinetti. On the Sixth Day.

人と動物は同じ日につくられた。

アレッサンドラ・サンギネッティ「On the Sixth Day」:アルゼンチンのパンパの農場で人と家畜をとらえたカラー写真

© Alessandra Sanguinetti · Magnum Photos



パルティド・デ・ギドの農場

1996年、アレッサンドラ・サンギネッティはブエノスアイレス近郊の田園を車で走っていて、小さな農場に立ち寄った。そこはブエノスアイレス州パルティド・デ・ギド、パンパの広く平らな草原の中にあった。

彼女はアルゼンチンで育ち、のちにマグナム・フォトの正会員となった写真家である。その年に見つけた農場は、フアナという女性の動物たちとともに、彼女の最初の大きな作品群の主題になった。

彼女は長い年月をかけて何度も通った。シリーズの写真には、1990年代後半から2000年代半ばまでの日付がある。2005年、Nazraeli Press が写真集「On the Sixth Day」を刊行した。

ここは自給のための農家の土地である。動物はペットではなく、大牧場の家畜でもない。人のそばで暮らし、餌を与えられ、世話をされ、ある日、食べ物として殺される。

ウサギ、馬、豚、ガチョウ

サンギネッティの写真は動物で満ちている。野良犬。野に立つ牛。馬、豚、アヒル、ガチョウ、ヤギ、ニワトリ。子羊。ウサギ。柵にかけて干された牛の皮。

彼女はあらゆる瞬間の動物を撮った。生まれたばかり。走っている。日なたで休んでいる。捕まえられ、縛られ、屠られる。吊るされ、あるいはテーブルに置かれた身体の一部になる。

色がすべてをありのままにする。死を隠す暗がりもなく、生を飾るやさしい光もない。草の色、皮の色、血の色が、そのままに現れる。

人は動物より少なく、現れるときは働いている。動物を抱える一対の手。群れの中に立つ誰か。ポーズをとる者はいない。どのしぐさも、農場の日々の仕事の一部である。

六日目

タイトルは創世記に由来する。その記述では、六日目に地の動物と人がつくられた。彼らは誕生日を分かち合っている。

その名は、写真の中で直接の宗教的メッセージを帯びてはいない。ひとつの枠を差し出す。人と動物が同じ日につくられたのなら、両者の絆は何なのか。人は動物を世話し、そして食べる。動物は人によって生き、そして人によって死ぬ。農場では、これらは矛盾ではない。ひとつの循環である。

サンギネッティはその循環を和らげない。恐ろしく見せることもしない。やさしさがあり、残酷さがあり、どちらも同じように日常である。残酷さは特定の誰かのものではない。顔を知っている動物から食べ物がくる、農場の暮らしのものである。

都会の見る者は居心地が悪いかもしれない。作品がはっきりさせるのはそこだ。私たちの多くは、食べ物がかつて生き物だったことを忘れている。

なぜ残るのか

「On the Sixth Day」は、現代の暮らしが隠しがちなものをまっすぐに見る。生と死が、劇的になることなく並んで歩くさまを示す。

サリー・マンの「Immediate Family」と並べると、田舎の暮らしをきれいに飾らずに写す二人の写真家が見えてくる。マンはヴァージニアの田園で自分の子どもたちを撮った。サンギネッティはパンパで人と動物を撮った。二人とも、難しいものをフレームの中に静かに置いておく。

彼女にはアルゼンチンの田舎でのもうひとつの長期プロジェクト「The Adventures of Guille and Belinda」がある。けれど、すべてが始まったのは「On the Sixth Day」だった。ひとつの農場、ひとりの女性、そして彼女の動物たち。