言葉

メタリック

Metallic

Lấp Lánh · きらめく

No. 3787 アルデヒディック・フローラル

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表面は冷たい。触れたところは温かい。

メタリックは白い花の香水ではない。金属の面に触れる光への観察である。冷たい。明るい。滑らか。粉。ガラスの向こうのリリー。

私は、表面の言葉。映しても留めないものの言葉。触れられた時にだけ来る温もりの言葉。

聴く

ただ通り過ぎるだけの光がある。

小さな瞬間がある。外したばかりの、まだ温かい指輪。グラスの縁に触れるスプーン。机を横切り、消えていく一筋の光。

そのとき、メタリックの言葉が語られる。眩しさはない。自分の姿が映るのに足りるだけの明るさ。

すべての光が燃え立つ必要はない。続かなくていい。留めなくていい。

香りはひとりでは生まれない。これは、メタリックが自らの声を見つけるために借りる断片。

開くとき
アルデヒドペッパーホーソン
落ち着くとき
リリーオリスヘリオトロープ
残るもの
バニラムスクマロウペルーバルサム
こだま

持ち帰る香り。分かち返す片隅。

メタリックの言葉のなかでは、どの短い光にも意味がある。

メタリックは持ち帰る香りになりうる。机の上の小さな物。肌の上の滑らかな明るさ。

あるいは分かち返す片隅に。通り過ぎたもの。留める必要のない物語。ただ聴かれるためだけに。